読者平均年齢37.5歳
世の中には「ウオモ」とか「メンズクラブ」とか、中年と言い切るには忍びない年齢の男性向けに、色々なファッション雑誌が刊行されている。
これらの雑誌の特徴は、読者の平均年齢が「37.5歳」辺りと設定されているところだ。なんだ、その.5は。と思うが、まあまあリアルな数字である。
流石に「ファインボーイズ」が提案するようなWEGOのバイカラーカットソーとかは着ないが、だからと言って日本橋三越のダンヒルでスーツをオーダーするかというと絶対したくない。というような中途半端な世代、に私も生きている。
何を着て生きればいいのか
人間は何かを着なければ生きてはいけない。いや、それは防寒的な意味もあるが、社会的な意味合いのほうがよほど強い。
だが、日本のファッション界(というものがあるとして)は、長らく37.5歳的なゾーンの人間に対して、見て見ぬ振りをしてきたのではないだろうか。地方の百貨店に行くとわかるが、大体良いところで「タケオキクチ」とか「五大陸」とかである。アパレルメーカーがマス向けに作る服をとりあえず着ておこう。という「そっとしておいて」感。
とりあえず無理なものは無理
結論から言うと、現在の私は好きな服を着ている。以前は割と頑張って日本橋三越ダンヒルに近い系な格好をしていたこともあったが、無理なものは無理だと悟った。
なので、普段着はエヌハリウッドとかマルジェラである。狩場は新宿伊勢丹かルミネ。それでいいのかという心の声が聞こえないでもないが、仕方ないのだ。
今後、このブログでも服のことについて書いていきたい。
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