定番のタイトル
うわ、なんだかこのタイトル、ブログっぽい。と思った人は正解である。
「アクセス数が増えるブログの書き方」などを読むと、「タイトルに数字を入れろ」とか「読者の質問への回答を書け」とか、色々なルールが記載されている。それらを忠実を守ると、どれも同じような文章になるのだ。
私のブログは、その意味では、破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)だが、たまには基本に立ち返ることも大事。ということで、このような題名にした。
前置きが長いので、本題に入ると、今日はメゾンマルジェラについて語る。
だが、37.5歳がマルジェラを着なければいけない理由とは何だろう。実は、何も考えていない。
文章を書き進めながら、インスピレーションが浮かぶと良いのだが。
メゾンマルジェラとは
ここで、「メゾンマルジェラ」について、簡単に復習。
ブランドについて
メゾンマルジェラは、1988年に、マルタン・マルジェラによって設立されたブランド。設立当時のブランド名は、「メゾン マルタン マルジェラ」。マルジェラはコム・デ・ギャルソンのデザイナー・川久保玲に影響を受け、脱構築的と評される「アンチ・モード」なスタイルで世界的な評価を得た。2014年からは、ジョン・ガリアーノがディレクションを務める。
カレンダータグ
マルジェラのアイテムには、カレンダータグという特徴的なタグが付いている。
このタグで○が付いている数字から、商品のカテゴリーを判別できる。メンズの場合は、大きく以下の2つに分かれる。
- 10 – 男性のためのコレクション
- 14 – 男性のためのワードローブ
10の「コレクション」は、そのシーズンのコレクションに基づいたライン。先鋭的なデザインが特徴。14の「ワードローブ」は、定番商品のライン。日常的に使いやすいアイテムが揃っている。
記憶を辿る
さて、私は、5年ほど前からマルジェラの受注会に足を運んでいる。私はなぜ、マルジェラを愛用しているのだろう?
なんとか思い出そう。
理由① 無駄に高い生命力
マルジェラの「ワードローブ」ライン(14)は、基本的なデザインがずっと変わらない。かつ、高品質の素材を使用している。なので、生命力が無駄に高く、いつまで経っても、一軍から引退してくれない。
以下、特徴的なアイテムを紹介する。
エルボーパッチニット
もはや何枚持っているのか、数えるのすらめんどくさい、マルジェラのド定番商品。肘の部分にパッチが当てられているのが特徴。素材を変えて通年で販売される。コットンウール素材のものは、季節の変わり目に使いやすいので必携。
最近は、エルボーパッチの取り付け方が少し変わって、肘を曲げやすいようになっている。スタッフさんによると、パッチを靴墨でわざと汚して着る人もいるらしい。不良か。
同デザインでカーディガンもある。
レザーライダース
マルジェラの超代表的アイテム。通称「ハの字ライダース」。シーズンによって、カウレザー、シープレザーなど素材が変わる。私は数年前、カウレザーを購入したが、最近は肩こりがひどいので、あまり着ていない。
ドライバーズニット
トラックの運ちゃんが着ているニットからヒントを得たもの。ジップアップが特徴のリブニット。着方を一歩間違えると、本当に西濃運輸の人みたいになるので、私はベスト型のタイプを着用中。
理由② ややこしい奥ゆかしさ
マルジェラのカレンダータグは、周りからはこのように見える。
ブランド名は書かれていなくとも、わかるひとにはわかる仕掛け。目立ちたくはないが、埋もれるのは嫌だ。という、ややこしい奥ゆかしさを抱える私には、向いている。
なお、実家のお母さんが「あの子、タグを取り忘れたのね」と、親切心からこの糸を切ってしまい、子供がグレるという悲劇が、毎年数件報告されている。
理由③ 庶民的なアンチ・モード
マルジェラは、百貨店ではラグジュアリーブランドのフロアに入っていることが多い。でも、マルジェラは元々「アンチ・モード」なブランドなので、周囲からはなんとなく浮いている。
私は新宿伊勢丹に通っているが、担当者とは「おっさんずラブ」の話しかしないくらい、気を遣わずに買い物できる。
受注会に行った際、彼が、以前にあげた天空不動産のボールペンを使っていたくらいには、庶民的である。
やはり無理だった
さて、以上、37.5歳がマルジェラを着る理由になっているだろうか。いや、なっていない(反語)。
だが、40歳手前になると、どうしてもブランド選びが難しくなる。肌質や体型が変化するので、何を着ても何だか微妙に似合わない。という事態が発生する。
そんな時は、マルジェラを選択肢の一つに入れるとよいかもしれない。別に、ユニクロ ユーでもいいけど。
やはり、私は皆さんの役に立つような文章がなかなか書けないようだ。次回からは、通常のスタイルに戻り、SEO対策がまるでできていない記事を引き続き提供したい。
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