ミラティブで38歳のゲイがVTuberみたいになれた

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VTuberみたいになれる

最近、ツイッターを読んでいると、いつも出てくるこの広告。今日はなんだか妙に気になった。

引っかかるのは、「え、VTuberみたいになれるの…?」という台詞。「みたいに」という表現から、VTuberにはなれないことが想像できる。では、一体何になれるのか?

日曜日の朝、『HUGっと!プリキュア』の最終回に涙し、心が壊れていた私は、救いを求めるように、その何かに変身することを試みた。

ミラティブとは

このアプリの名前は、「ミラティブ(Mirrativ)」

開発元によると、サービスのコンセプトは「友達ん家でドラクエやってる感じ」。なんだか非常にゆるい

ミラティブの特徴は、スマートフォンひとつで簡単に動画が配信できる点。

YouTubeやニコニコ動画などに動画を投稿する場合、録画のための機材が必要で、誰もが気軽には挑戦できない。

でも、ミラティブは、アプリをインストールした後、5分もあれば最初の配信を開始できる。この手軽さが、10代を中心に受けているようだ。

設定方法

ミラティブの設定方法については、他のブログでも多数紹介されている。

(例:【ゲーム実況配信アプリ】Mirrativ(ミラティブ)とは | 使い方・人気の理由を紹介

だが、アプリの設定は直感的に行える。実際に、私も画面の指示に従って操作したら、簡単に動画の配信を開始できた。

注意点は以下のとおり。

  • iPhoneの場合、「画面収録」の設定をオンにする
  • LINEなどのアプリの通知は、オフにするか、バッジのみの表示に適宜切り替える

配信中は、スマートフォンの画面に表示される情報が丸見えになってしまう。個人情報が漏洩しないように、配信中は、他のアプリを不用意に開かないのが大切。

その名はエモモ

冒頭の広告に登場していた、VTuberみたいなアレの正式名称は、「エモモ」。自分の好みに合わせて、顔のパーツや髪型、服装をアレンジできる。

Emomo

エモモの特徴は、ユーザーのに合わせて自動的にアバターの表情や動きが変化する点。カメラ機能を使用しないので、美少女キャラでの配信中に、うっかり真の姿に切り替わるといった悲劇を避けられる。

ゲーム実況でも雑談でも

ミラティブの動画は、スマホゲームの実況が主流。「マイアプリ」で、気になるゲームを追加しておくと、関連する動画がホーム画面に表示される。

その他、単なる雑談用に使うこともできる。また、歌い手の人たちが歌っていることもよくある。

百聞は一見に如かず

さて、文字の説明を読むより、実際の動画を見た方が話が早い。ということで、何もよくわからない状態で動画を配信してみた。

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今回は、アラフォーのゲイが鼻声で無意味な雑談をするというだけの動画だったにもかかわらず、合計30人以上のユーザーに視聴していただいた。私をフォローする奇特な方もいて、恐縮しきり。

30分近くも一人で話しつづけられたのは、たまに入室してくれるユーザーのコメントのおかげ。リアルタイムで誰かが見てくれていると、励みになる。

38歳のミラティバー

正直、38歳のミラティバー(?)は、世界最高齢ではないかと思うが、やってみると意外と楽しめた。

マネタイズの観点から見ると、YouTuberには勝てないだろうが、そもそものコンセプトが「友達ん家でドラクエやってる感じ」なので、その辺りは差別化が図られているとも言える。

ミラティブは、意外としっかり作られているアプリだったので、今後も機能の追加などがありしだい、チェックしたい。







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