2022 独断と偏見で選ぶ!超個人的な優秀男優賞3選
2022年を振り返る(遅い) さて、気づいたら年末である。年末。恐ろしい響きを持つ、この単語。歳を重ねるたびに、その重みが迫力を増して、40代になると、否応なく「またの名を、死!」と叫びたくなるくらいのヘヴィさがある(注…
2022年を振り返る(遅い) さて、気づいたら年末である。年末。恐ろしい響きを持つ、この単語。歳を重ねるたびに、その重みが迫力を増して、40代になると、否応なく「またの名を、死!」と叫びたくなるくらいのヘヴィさがある(注…
衝撃の再演 昨年の9月、スマートフォンの画面を何気なく眺めていた自分の目に、衝撃的なニュースが飛び込んできた。 📣2021年1・2月、ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』の上演が決定しました!! 公演ホー…
空の彼方に 2019年の冬、私が、生命力を削りながら観ていたドラマがある。 その作品の題名は、『おっさんずラブ-in the sky-』。 この投稿をInstagramで見る 【公式】おっさん…
三浦春馬の死 あまりにも信じられない出来事が起こった時、私は自分が、どこか遠くの並行世界へと、迷い込んでしまったような錯覚に陥る。 三浦春馬の死。それを知った時、私は一瞬、この現実を直視することができなかった。 【三浦春…
夢を視る 2019年8月23日。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』の公開初日。 私は映画館の闇の中で、ある夢を視ていた。 114分の上映時間が終了し、周囲の空間が明るくなると、観客から自然と拍手が巻き…
日常と爆破 いよいよ公開が間近に迫ってきた。 『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』である。 思えば劇場版の制作が発表されたのが、2018年12月7日。当時はまだ現実感も薄く、ただ、夢が叶えられた悦びに震…
「LGBTドラマ」の潮流 ここ数年で、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの総称)という言葉は、認知度が急速に上昇したように思う。 日本最大のイベントである「東京レインボープライド」(TRP)…
念願の受賞 2019年5月6日、「第22回 日刊スポーツ・ドラマグランプリ」の助演男優賞の結果が発表された。 受賞者は、『おっさんずラブ』で牧凌太役を演じた林遣都。 林遣都「おっさんずラブ」ドラマGP助演男優賞受賞 #林…
凍て付いた場 「ロン、48000」 前原雄大の声が重く響き渡った瞬間、卓上の空気は凍て付いていた。 Mリーグ初となる親の役満に、多井隆晴は放銃した。 開かれた手牌の上に、視線が揺れ動いた後、本場を冷静に確認して、点棒を支…
熱狂と畏怖 彼がその演技を終えた時、観衆は熱狂した。 2019年3月23日、世界フィギュアスケート選手権、男子シングル・フリースケーティング。 この試合で、私は初めて、羽生結弦に「畏怖」の感情を抱いた。 私が視たものは、…