体にフィットするソファの「けしずみ」はMacBookのスペースグレイと相性が良い

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人をダメにするアレを買ってみた

突然だが、無印良品の「体にフィットするソファ」が家にやってきた。やってきたも何も、自分で買ったのだが。

お正月明けに、無印良品が配送料無料キャンペーンを実施しており、去年から「これ欲しい」と思っていた自分にはちょうど良いタイミングだった。

案の定、配送がしばらくごった返しており、佐川急便さんの配達日が今日になったのだ。

さようならイケア

「体にフィットするソファ」は無印良品の店舗にもよく置かれているので、実際に座り心地を試してみた人も多いはず。

この商品はその悪魔的なフィット感から、「人をダメにするソファ」(以下、人ダメソファ)という異名を取っているため、知名度は抜群である。

自分もよく、近所の無印良品に寄っては、己の精神を2分程度ダメにしていた。

だが、購入になかなか踏み切れなかったのは、そのサイズ感である。

実際、私の家にはイケアで買ったバリ島風のイスがあったのだが、これが絶妙に大きく、部屋の遠近感を悲惨なまでに壊滅させた。

ゆえに、ほとんどの時間を私ではなく、くったりリラックマ(Lサイズ)が居座るという、主客転倒とも言える事態が生じていた。

そのため、今回の購入前には、綿密にリサーチした。部屋のどのくらいの幅をこの物体が支配するのか。テレビとの距離感、くったりリラックマ(Lサイズ)の今後の処遇、など、すべて情報を整理した上で勝負に挑んだ。

そして、イケアのバリ島を区の粗大ゴミに出し、自分をダメにする準備は万端である。

巨大なダンボール

いや、覚悟はしていたのだが、それにしても家に届いた人ダメソファの梱包は巨大であった。

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佐川のおじさんは慣れた手つきでそのオブジェクトを私の玄関に押し込める。

でも、取り急ぎ開封してしまおう。

梱包を開封して現れた本体は、ふっくらとしたはんぺんのような柔らかさで、とりあえず粗暴なネコや柴犬を近づけてはならないと本能で察知させる繊細さがあった。

カバーを掛けないと一瞬にして中のビーズが弾け飛んでしまうだろう。急がねば。

「けしずみ」カバーを装着

人ダメソファは、渋谷の無印良品で購入したのだが、その際、配送が別業者になるということで、カバーだけ持ち帰っていた。

色は「けしずみ」。なんとも無印良品的な日本文化を感じさせる色。どこか紫みを帯びた綺麗なグレーであり、店舗でも即決した色番である。

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掛け布団のカバーをつける要領で、巨大なはんぺんをけしずみの中にもきゅもきゅ押し込んでいく。この際、ファスナーを本体に挟んでしまうと悲惨なことになるので、注意

MacBookのスペースグレイと好相性

設置完了して気づいたことだが、けしずみ色はMacBookのスペースグレイと相性がとても良い

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Macのデスクトップもダークモードにしている闇属性の私には、ぴったりの選択だった。

縦置きの誘惑

人ダメソファには「横置き」「縦置き」の2つの利用方法があるので試してみる。

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横置きは安定感が抜群

横置きにした場合、安定感のある座り方ができる。割と綺麗にまっすぐと座れるので、精神をダメにする度は星3つ★★★

縦置きは退廃感が抜群

それに対して、縦置きにした場合、全体がふにゃあと伸びるので、己の肉体も必然的に伸びることになる。ここまで人間を退廃させる家具とは。精神をダメにする度は星5つ★★★★★

とりあえずくつろぐ

まだ買ったばかりなので、ビーズのへたり具合やカバーの洗濯方法などについては、今後どこかのタイミングで別途記事を書くことにしたい。

また、縦置きにした場合は、足元に別途小さいサイズの人ダメを設置した方が良い気がするので、そちらも追加予定。

とりあえずくったりリラックマ(Lサイズ)が恨めしそうにこちらを見ているが、気にしない振りをして、私はMacBookでYouTubeを鑑賞することにする。

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